犬のしつけ

犬のしつけでおいでができないのはなぜ?愛犬が喜んで戻ってくる教え方とは?

犬のしつけでおいでができないのはなぜ?愛犬が喜んで戻ってくる教え方とは?

※本記事はプロモーション広告を含みます。

愛犬と一緒に過ごす時間は、何物にも代えがたい幸せなひとときですよね。 お散歩に出かけたり、ドッグランで思い切り走らせてあげたり、お家でのんびり過ごしたり。 そんな毎日の中で、ふと愛犬を呼びたいときってありませんか。
でも、おいで、と呼んでも愛犬がこちらをチラッと見るだけで無視してしまったり、逆に逃げてしまったりすることって、意外と多いものかもしれません。 せっかく呼んだのに反応してくれないと、もしかしたら嫌われているのかな、なんて少し寂しい気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。
実は、犬のしつけの中でもおいでというコマンドは、呼び戻し(リコール)と呼ばれるとても大切な基本スキルなんです。 これができるようになると、愛犬の安全を守れるだけでなく、飼い主さんと愛犬との間の信頼関係もぐっと深まっていくんですね。
この記事では、犬のしつけでおいでをマスターするための具体的なステップや、ついついやってしまいがちな注意点について、読者の皆さんに寄り添いながら詳しくお話ししていきます。 この記事を読み終える頃には、きっと愛犬がしっぽを振って駆け寄ってきてくれる、そんな明るい未来がイメージできるようになっているはずですよ。 一緒に、愛犬との絆を深めるトレーニングを学んでいきましょう。

目次

犬のしつけでおいでをマスターするための大切な考え方

まず最初に、犬のしつけでおいでの練習をする際に、一番大切にしてほしい結論をお伝えしますね。 それは、おいでという言葉を、愛犬にとって世界で一番ワクワクする魔法の言葉にするということです。
ワンちゃんたちは、常に自分にとってメリットがあることや、楽しいことを探して行動しています。 ですから、飼い主さんのところへ戻ることが、おもちゃで遊ぶことや、外の匂いを嗅ぐことよりも楽しい、と感じさせてあげることが成功への近道なんですね。
おいでと言われて戻ってきたときに、最高のご褒美や飼い主さんの笑顔が待っているとわかれば、ワンちゃんは喜んで戻ってくるようになります。 この、おいで=良いことがあるという方程式を、愛犬の心にしっかりと刻み込んであげることが、しつけの究極のゴールだと言えるでしょう。

なぜおいでのしつけがそんなに重要なのでしょうか

そもそも、なぜこれほどまでにおいでのしつけが大切だと言われているのでしょうか。 それには、愛犬の命を守るという非常に切実な理由があるんですね。 いくつかの視点から、その重要性を掘り下げてみましょう。

愛犬を危険から守る安全装置としての役割

一番の理由は、やはり愛犬の安全を確保するためです。 例えば、お散歩中にうっかりリードが手から離れてしまったときや、首輪が抜けてしまったとき、もし愛犬がパニックになって道路に飛び出そうとしたら、とても怖いですよね。
そんなとき、おいでという指示一つでピタッと足を止めて、飼い主さんのもとへ戻ってきてくれたら、大きな事故を防ぐことができます。 また、ドッグランなどで他のワンちゃんとトラブルになりそうなときや、落ちている何か危ないものを食べようとしているときなど、日常のあらゆる場面でこのコマンドは愛犬を守る命綱になってくれるんです。

自由度を広げてあげられるというメリット

おいでが完璧にできるようになると、愛犬の自由な時間をもっと増やしてあげられるかもしれません。 呼び戻しに自信があれば、広い公園のロングリードでの遊びや、ドッグランでの自由な時間を、飼い主さんも安心して見守ることができますよね。
コントロールができているからこそ、自由を与えてあげられるという側面があるんです。 私たち飼い主が安心していられると、その穏やかな気持ちは愛犬にも伝わり、お互いにとってよりリラックスした楽しい時間になります。

信頼関係のバロメーターにもなります

おいでというコマンドに応えることは、愛犬がどれだけ飼い主さんのことを信頼し、注目しているかの証でもあります。 周囲にたくさんの刺激がある中で、飼い主さんの声を選んで戻ってくるという行為は、深い絆があってこそ成り立つものなんですね。
トレーニングを通じて、お互いの意思が通じ合う喜びを感じることで、愛犬とのコミュニケーションはより豊かなものになっていくでしょう。 おいでができるようになる過程そのものが、お二人の信頼関係を築く大切なステップになるんですね。

なぜ呼んでも来てくれないのか、その理由を探ってみましょう

一生懸命呼んでいるのに、なかなか来てくれない。 そんなとき、ついイライラしてしまったり、がっかりしてしまったりすることもありますよね。 でも、ワンちゃんが無視するのには、彼らなりの理由がある場合がほとんどなんです。 まずはその心理を理解してあげることが、改善の第一歩になります。

おいでと言われた後に嫌なことが起きている

これが、実は一番多い原因かもしれません。 皆さんは、お風呂に入れるとき、お薬を飲ませるとき、あるいは爪を切るときなどに、おいでと呼んでいませんか。
ワンちゃんはとても賢いので、おいでと言われて行くと、嫌なことが待っているとすぐに学習してしまいます。 そうなると、おいでの声を聞くたびに「今は行かない方がいいな」と判断してしまうようになるんですね。 これは、呼び戻しの価値を下げてしまう大きな要因になります。

周囲の刺激に負けてしまっている

特にお外やドッグランでは、ワンちゃんにとって魅力的なものがたくさんありますよね。 他のワンちゃんの匂い、動く虫、風に舞う落ち葉など、好奇心旺盛な子にとってはどれも刺激的です。
このとき、飼い主さんのおいでの声が、それらの刺激よりも魅力的に感じられないと、ワンちゃんはどうしても楽しい方を選んでしまいます。 これは無視をしているというよりは、もっと面白いことに夢中になりすぎて、声が届いていない状態に近いのかもしれません。

指示が曖昧で何をすべきかわかっていない

おいでと言ったり、こっちに来てと言ったり、名前を呼ぶだけだったりと、指示の言葉がバラバラになっていませんか。 ワンちゃんは言葉そのものの意味を理解するというより、音の響きで判断しています。
家族の中で、お父さんはおいで、お母さんはこっち、といった具合に言葉が違うと、ワンちゃんはどうすればいいか混乱してしまいます。 また、何度も何度もおいで!おいで!と連呼してしまうと、その言葉自体が背景音のようになってしまい、真剣に聞かなくていいものだと誤解してしまうこともあるんですね。

おいでを教えるための具体的なステップ

それでは、いよいよ具体的な教え方について見ていきましょう。 焦らずに、スモールステップで進めていくことが成功の鍵ですよ。

ステップ1:静かな室内で超至近距離から始める

まずは、テレビの音や他の家族の動きがない、刺激の少ない室内からスタートしましょう。 愛犬のすぐそば(1メートル以内)に座り、おやつを見せながら、優しく一度だけおいでと言ってみてください。
愛犬が一歩でもこちらに近づいたら、その瞬間に「いい子!」と思い切り褒めて、すぐにおやつをあげましょう。 このとき、来た瞬間に褒めることが非常に重要です。 ワンちゃんは、数秒前の行動ではなく、たった今している行動と褒め言葉を結びつけるからです。

ステップ2:少しずつ距離を伸ばしていく

至近距離で100パーセント成功するようになったら、少しずつ距離を離してみましょう。 2メートル、3メートルと、部屋の端から端まで移動して練習します。
このとき、おやつを隠し持っておき、愛犬が自分からこちらに来たタイミングでご褒美を出すようにすると、より高い集中力が期待できます。 もし途中で気が散ってしまったら、また少し距離を縮めて、成功しやすい環境に戻してあげてくださいね。 一歩ずつ、着実に成功体験を積み重ねていくことが大切です。

ステップ3:家の中の別の場所で練習する

リビングでできるようになったら、廊下や寝室など、家の中の別の場所でも試してみましょう。 場所が変わっても指示は同じであることを教えていくプロセスです。
また、飼い主さんの姿が見えないところから呼んでみるのも良い練習になります。 隠れんぼのような感覚で、おいでと言って愛犬が探しに来てくれたら、最高に褒めてあげてください。 ワンちゃんにとっても、飼い主さんを探すゲームのように感じて、楽しく取り組めるはずですよ。

ステップ4:屋外の静かな場所でチャレンジ

家の中で完璧にできるようになったら、ついにお外での練習です。 最初は、お庭や人通りの少ない静かな道など、外でも刺激が少ない場所を選んでください。 必ずリードをつけた状態で練習しましょうね。
お外では室内よりも誘惑が多いので、おやつのグレードを少し上げてみるのも一つの手です。 特別なときだけもらえる、とっておきのおやつを用意して、お外でおいでに応えるのは、室内以上に良いことがあると思わせてあげましょう。

トレーニングを成功させるためのプロのコツ

ただ手順をなぞるだけでなく、ちょっとしたコツを意識するだけで、学習スピードは格段に上がります。 私たちも一緒に学んでいきましょう。

ご褒美をランダム化して期待感を高める

最初は毎回おやつをあげますが、慣れてきたら、おやつの時もあれば、大好きなおもちゃで遊ぶ時、あるいは思い切りなでてあげる時など、ご褒美の種類を混ぜてみてください。 これを報酬のランダム化と言います。
今回は何がもらえるのかな?というワクワク感が、ワンちゃんのやる気を引き出します。 ギャンブルではありませんが、次は当たるかもという期待感は、動物にとって非常に強い動機付けになるんですね。 もちろん、時々は特別に豪華なおやつ(ジャックポット)をあげて、大喜びさせてあげてください。

声のトーンとボディランゲージを工夫する

ワンちゃんは、低い声よりも少し高めの、弾んだ声の方に興味を持ちやすいと言われています。 おいでと呼ぶときは、楽しそうな、誘いかけるようなトーンを意識してみてください。
また、呼ぶときに少し腰を落として、体を横に向けたり、後ろに少し下がったりするのも効果的です。 正面を向いてどっしり構えているよりも、追いかけたくなるような雰囲気を作ることで、ワンちゃんがこちらに来やすくなるんです。 笑顔で、全身からウェルカムなオーラを出してあげましょうね。

一度だけ明確に言うというルール

ついやってしまいがちなのが、おいで、おいで、おいで!と何度も言ってしまうことですよね。 でも、これは逆効果なんです。 何度も言うと、ワンちゃんは「3回くらい言われてから行けばいいや」とか「あの声はただ鳴っているだけだな」と学習してしまいます。
指示は一度だけ明確に出しましょう。 もし反応がなければ、無理に名前を連呼せず、一度トレーニングを中断して、ワンちゃんの注意がこちらに向くのを待つか、もっと簡単なレベルに戻してあげることが大切です。 一回の指示で動く習慣を、最初から作っていきましょう。

絶対にやってはいけない三つの注意点

しつけを進める中で、良かれと思ってやったことが、せっかくの努力を台無しにしてしまうことがあります。 以下の三つのポイントだけは、特に気をつけてくださいね。

1. 来た後に叱ってしまうこと

例えば、愛犬が勝手にどこかへ行ってしまい、何度呼んでも戻ってこなかったとき。 やっと戻ってきた愛犬に対して、つい「どうしてすぐに来ないの!」と怒鳴ってしまったことはありませんか。
その気持ち、本当によくわかります。 心配だったからこそ、つい声が荒くなってしまいますよね。 でも、ワンちゃんにしてみれば、飼い主さんのところへ戻った瞬間に叱られたという記憶だけが残ってしまいます。 これでは、「戻ると怖いことが起きる」と学習してしまい、次はもっと戻ってこなくなってしまいます。 どんなに時間がかかっても、戻ってきたときは笑顔で「戻ってきてくれてありがとう」という気持ちで迎えてあげてください。

2. 嫌なことの直前に「おいで」を使うこと

先ほども少し触れましたが、お風呂、耳掃除、爪切り、お留守番のケージ入れなど、愛犬が苦手としていることの前に、呼び戻しのコマンドを使うのは避けましょう。 これらはしつけではなく、単なる呼び出しになってしまいます。
もし苦手なことをしなければならないときは、無言で自分から愛犬のところへ行くか、別の合図を使うようにしてください。 おいでという言葉の潔白さを保つことが、信頼関係を守る秘訣なんです。

3. 無理に首輪を掴んで引き寄せること

戻ってきた愛犬の首輪を、ガシッと強く掴んで拘束するのも、あまりおすすめできません。 多くのワンちゃんにとって、首周りを急に掴まれるのは不快なことです。
戻ってきたら、まずは優しく撫でたり、手のひらからおやつをあげたりして、飼い主さんの手の届く範囲にいることの心地よさを教えてあげてください。 もし捕まえる必要があるときは、優しく声をかけながら、ゆっくりと手を添えるようにしましょう。 手が近づいてきたら良いことがある、と教えておくのも素敵な練習ですね。

具体的な活用場面をイメージしてみましょう

おいでが身につくと、日常生活のあらゆるシーンがスムーズで楽しいものに変わります。 いくつか具体的な例を挙げてみますね。

お散歩中のコミュニケーションとして

お散歩中、愛犬が何かに気を取られて立ち止まってしまったとき。 リードをグイッと引くのではなく、優しくおいでと声をかけてみてください。 愛犬がこちらを見て、トコトコと歩み寄ってきてくれたら、お散歩の楽しさが倍増しますよね。 単なる移動ではなく、お互いの意思疎通を楽しむ時間になります。

ドッグランでの退場時に

ドッグランでたくさん遊んで、さあ帰ろうというとき。 なかなか捕まらなくて苦労する飼い主さんも多いですよね。 ここでおいでが活躍します。 普段から、ドッグランの中でも「帰るとき以外にも」定期的においでと呼んで、褒めてまた遊ばせる練習をしておきましょう。 そうすると、おいで=遊びの終わり、という悪いイメージがつかなくなり、帰るときもスムーズに応じてくれるようになります。

災害や緊急時の備えとして

地震などの災害が発生し、避難しなければならないとき。 パニックになっている愛犬を確実に呼び戻せるかどうかは、文字通り生死を分けることもあります。 普段の何気ない練習が、いざという時の愛犬を守る最強の武器になるんです。 そう思うと、毎日のトレーニングにも一段と力が入りますよね。

まとめ:愛犬との絆を深める「おいで」の魔法

ここまで、犬のしつけにおけるおいでの重要性や教え方について詳しく見てきました。 最後に、大切なポイントをもう一度整理してみましょう。

  • おいでを世界一楽しい言葉にする:戻ってきたら最高のご褒美を。
  • スモールステップで進める:まずは室内、静かな場所、短い距離から。
  • 一度だけ言う:連呼せず、明確な指示を一回だけ。
  • 嫌なことの前には使わない:言葉のポジティブな価値を守り抜きましょう。
  • どんなに遅れても叱らない:戻ってきたという事実を全力で褒める。

犬のしつけは、一朝一夕に完成するものではありません。 時にはうまくいかなくて、落ち込んでしまう日もあるかもしれませんね。 でも、大丈夫ですよ。 ワンちゃんは、大好きな飼い主さんの努力をしっかり見ています。
今日できなかったことが、明日にはできるようになっているかもしれませんし、一歩進んで二歩下がるような日があってもいいんです。 大切なのは、飼い主さん自身が楽しんで取り組むこと。 皆さんの笑顔が、愛犬にとって一番のご褒美なんですから。

今日から一歩、踏み出してみませんか?

この記事を最後まで読んでくださったあなたは、もう立派な愛犬想いの飼い主さんです。 愛犬のことをもっと理解したい、安全に過ごさせてあげたいというその優しさは、必ず愛犬に伝わっています。
難しく考える必要はありません。 まずは今日、愛犬がリラックスしているときに、すぐそばでお名前を呼んで、目が合ったらとびきりの笑顔で褒めてあげる。 そんな小さな一歩から始めてみませんか。
もし練習がうまくいかなくても、それは単なる練習不足か、方法が少し合っていなかっただけのこと。 愛犬を責める必要も、自分を責める必要もありません。 もしかしたら、もっと美味しいおやつが必要なのかもしれませんし、もっと静かな場所が必要なのかもしれません。
愛犬と一緒に、試行錯誤すること自体も、素敵な思い出の一つになります。 いつか、広い野原であなたが「おいで」と呼んだとき、愛犬が弾むような足取りで胸に飛び込んできてくれる。 そんな感動的な瞬間が訪れることを、心から応援しています。 さあ、愛犬を呼んで、新しいコミュニケーションの扉を開いてみましょう。 きっと、今まで以上に素晴らしい絆が、お二人を待っていますよ。